売り手市場の警備業界

警備業界というのは常に慢性的な人材不足に陥っている。人手が足りず、いつでも求人を出している状況が続いているのだ。しかし、これは働き手の側から見ると好条件がそろっているとも言える。つまり、長い間売り手市場が続いているということであり、より良い条件でバイトをするのも難しくないということなのである。実際、警備のバイトを始めるにあたっては必ず数日間の研修を受けなければならないが、研修中には研修手当が出るのが一般的だ。研修手当は実際に現場に出た時よりも少ない日給というところが多いのだが、人手不足によって研修手当の金額も上昇しているのである。研修は座学と実習とに分けられており、どちらも空調のきいた室内で受けることができる。中にはお昼ご飯が付いている会社もある上に、実際に現場に出る時と変わらない金額の研修手当がもらえるので、とてもおいしい状況なのだ。
研修が終われば実際に現場に出るということになるが、ここでもスタッフは厚遇される傾向にある。というのも、あまりスタッフに厳しい指導をしたことで辞められてしまっては困るので、こまめに休憩を取らせてくれたり、残業をできるだけしないように仕事を早めに切り上げてくれたりすることも多い。とりわけ仕事を始めたばかりのバイトスタッフには早い時間に終わってしまう現場に仕事を入れてくれたりするので、特に最初のうちは肉体的な負担も少なく仕事をしていくことができるのである。